今月のおたより
今月のおたより
2022年5月
今月の花
オダマキ(苧環)
花言葉
勝利の誓い
キンポウゲ科オダマキ属、和名西洋オダマキは北半球の温帯に分布する宿根草。
日本に昔から自生するミヤマオダマキは本州中部の高山地帯から北部に又、在来種のヤマオダマキは北海道から九州の山野に自生します。
春から初夏にかけて直径3センチほどの青紫色の花弁の先に白色を帯びた独特の形の花を俯くように咲かせます。
オダマキ(西洋オダマキ)と呼ばれる品種は北ヨーロッパ原産のアクイレギア、ブルガリスと北米産の大輪の花を咲かせる数種のとの交配をさすようになっています。
オダマキはもともと雑種を作りやすい性質があり、極めて多数の園芸種があります。
いずれも丈夫な宿根草で、高さは30~50センチ。株の中心から真っ直ぐに伸びた茎に青、紫、白、赤、黄、ピンクの花を多数咲かせます。西洋オダマキはカラフルで花が大きく、日本産山野草の趣きを色濃く残しています。
花弁のように見えるのは萼片で、本来の花弁は内側で筒状になっている部分。花弁、萼片共に5枚あり、花弁の基部は距となっていて内側に曲がります。 葉は根元にまとまって付きます。
耐寒性があり日陰でも良く育つので、園芸初心者でも育てやすい花と言えます。
春と夏をつなぐ花、オダマキを見ていると自然がどれほど精巧で美しく不思議に満ちているかを教えてくれます。
花弁の底がくるりと巻いたり、流れ星のように伸びたり、その個性的な花姿、豊富な色。選ぶのが悩ましいほどです。
花の形が古代の織物を織るために紡いだ糸を巻き付ける苧環に似ているためにその名が付いたと言われています。
「いにしえの しづのをだまき繰り返し
昔を今になすよしもがな」 伊勢物語
ご挨拶
春。
吹く風もずいぶん柔らかくなり、木々にも足元にも次々ととりどりに花が咲き競う季節。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
どこかかにお出かけしたくなりますね。
観光地も少しずつ賑わいを取り戻しつつあることを喜んでいます。
青い空、緑、山 海へ。親しい友との交わり。
美味しいものを食べに出掛けたいですね。
どうぞ中納言にもお出かけ下さいませ。
安心、安全に配慮して皆様のご来店を心からお待ち致しております。
今月のおすすめ
喝采コース
「伊勢海老の活造り」と「伊勢海老のサラダ、中納言風」、さらに「国産牛フィレ肉の石板焼」も 盛り込んだデラックス仕立ての一番人気コースです。 中納言名物の「伊勢海老の中納言焼」または「鮑の蒸し焼き」をお選びいただけます。
※写真の伊勢海老の活造り、伊勢海老のサラダは2名様盛りです。
※ディナーコースは2名様よりご注文承ります。 季節により、コース料理の内容が一部変わる場合がございます。
¥15,500(税込¥17,050)
税込価格にサービス料10%を別途頂戴致します。
この他にも、伊勢海老の中納言ならではのさまざまな伊勢海老の調理法をお楽しみいただけるディナーコースを取り揃えております。