お食い初めの献立に欠かせない3品と手軽にお祝いできるお食い初めメニューをご紹介!

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お宮参りに次いで迎える「お食い初め」は、食べ物に関連したお祝いです。
「お食い初めの献立はどんなもの?」
「お食い初めには何を準備するの?」
初めてお食い初めをお祝いする方は、さまざまな疑問から情報を検索されているのではないでしょうか?

この記事では、お食い初めに必要な献立や料理と使われる食材に込められた意味、お食い初めの時期や儀式のやり方などを特集し解説しますので参考になれば幸いです。
また、手軽にお祝いできる中納言の通販と宅配のお食い初めメニューもご紹介します。


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日本の伝統的なお食い初めの儀式を手軽に レストランで、ご自宅でご利用いただけます。
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お食い初めの献立

お食い初め膳イメージ

お食い初めは、儀式で使う献立が決められています。

お食い初めの儀式に欠かせない3品

「ご飯・汁物・焼き魚」の3品を使ってお食い初めを行います。
3品に正式な決まりはありませんが、一般的には「赤飯・吸い物・尾頭付きの鯛の塩焼き」が広く使われています。

お祝いの席にふさわしい献立は「一汁三菜」

お食い初めは「ご飯・汁物・焼き魚」の3品があればお祝いできますが、よりお祝いにふさわしい献立として「一汁三菜」が使われます。

一汁三菜は、儀式的な意味を持ち日本料理の素とも言われる「本膳料理(ほんぜんりょうり)」を起源にしています。

基本の一汁三菜は「汁物と主菜・副菜2点」か「汁物と副菜1点と副副菜1点」の献立です。
また、本格的な一汁三菜の献立は「飯・汁物・香の物・なます・煮物・焼き物」の6品で、飯・香の物は数えません。

一汁三菜は、栄養面でもバランスがとれた献立です。

飯椀…体を動かすエネルギーとなる炭水化物の料理
汁物…食事に潤いを与え、口直しをする料理
主菜…身体をつくる動物性・植物性タンパク質の料理
副菜…身体の調子を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれる料理

一汁三菜は、日頃の食事にも取り入れていきたいですね。

お食い初め経験者が使ったオリジナルのお食い初め料理

最近では、オリジナルのお食い初め料理を作る方も増えています。
尾頭付きの鯛は常にお店に並んでいる食材ではないため、切り身、さんまなど季節の魚、鯛焼き、鯛の形にしたパイなど、さまざまな料理や食材を使用されているようです。

お食い初めは赤ちゃんを思う気持ちが一番大切ですが、昔から伝わる作法で行うと厳かな雰囲気が演出できます。

食材や料理それぞれに込められた意味とは?

料理イメージ

一汁三菜の献立にどの食材や料理を使うか、それぞれが持つ意味から考えてみてはいかがでしょうか。

お食い初めの食材に込められた意味


  • 鯛は、長生きする魚で姿が赤いことから長寿の意味があり、「めでたい」という語呂合わせからお祝いの席でよく使用します。
  • タコ
    タコは「多幸」と当て字にして幸せを願う意味や、吸盤が綺麗に並んでいる様が綺麗な歯並びを連想させるため歯固め石に使用します。
  • 大根
    大根は、土に根を張り成長することから、住んでいる土地や人生での基盤が安定するようにと願いが込められています。
  • 人参
    人参は、飾り切りで松や梅の花など縁起の良い形にしたり、大根と一緒にしてお祝いにふさわしい赤と白の組み合わせで使用します。
  • はまぐり
    はまぐりは、二枚貝であり重ねても他の貝殻とは合わないことから、良い伴侶に恵まれるよう良縁祈願の願いが込められています。
  • 梅干し
    梅干しは、表面にシワが寄っている見た目からシワができるまで長生きするように、という長寿の願いが込められています。
  • 里芋
    里芋は「親いも」から「子いも」「孫いも」と次々に育つため、子宝に恵まれる子孫繁栄の願いが込められています。
  • れんこん
    れんこんの穴は覗くと向こう側が見えるため「人生の見通しが良くなるように」という意味や、種が多いことから子孫繁栄などの願いが込められています。
  • カボチャ
    カボチャは、栄養価が高いため病気平癒(びょうきへいゆ)や無病息災の意味があります。また、飾り切りで亀の甲羅に見立て長寿の願いが込められています。

お食い初めの料理に込められた意味

  • 吸い物
    吸い物は、吸う力が強く丈夫に育つようにという願いが込められています。
  • 赤飯 赤飯は、ささげ豆や小豆を使ってもち米を赤く染めます。
    赤飯の赤色には、魔除けや邪気払いの意味があります。
  • 煮物
    煮物は、炊き合わせや筑前煮などさまざまな野菜を一緒に煮ることから、家族みんなが仲良く過ごせるようにという願いが込められています。
  • なます
    なますは、野菜や果物を使った「精進なます」がよく使われます。
    人参と大根で作る紅白なますは赤と白で縁起が良く、細切りにした形を水引に見立て家族の平和を願うという説もあります。
  • 香の物
    香の物は、香道で臭い消しのために大根を使ったことが由来とされ、現代では野菜を使った漬物全般を総称して「香の物」と呼んでいます。
    お食い初めでは梅干しなどの漬物以外に、なますや酢の物を香の物に含める場合もあります。

それぞれの意味を知ると、さまざまな食材や料理を使ってお祝いをしてみたくなりますね。

お食い初めは生後100日(百日‐ももか‐)の節目に行う一生に一度のお祝い

お食い初めをする様子

お食い初めは生後100日目に行うのが一般的です。
地域によってはお宮参りとまとめてお祝いしたり、110日目~120日目にお祝いしたりと異なる場合もあります。

赤ちゃんの健康と幸せを願うお祝い

百日祝い(ももかいわい)とも呼ばれるお食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長や丈夫に育って欲しいという願いが込められた日本の伝統行事です。
起源は諸説ありますが、平安時代の宮中で行われた「重湯に餅を浮かべた料理を食べさせる儀式が起源」という説が有力です。

では、現代のお食い初めのお祝いはどのような形なのでしょうか?

お食い初めのお祝いの内容とやり方

お食い初めは、お食い初めの儀式と歯固めの儀式の2つを一緒に行います。

  • お食い初めの儀式
    お食い初めの献立「ご飯・汁物・焼き魚」の3品を使い、決められた順番で食べる真似をさせます。

    ご飯→汁物→ご飯→焼き魚→ご飯→汁物

    上記の流れを1回として、合わせて3回行います。
    赤ちゃんは自分で箸を持って食べる真似ができないため、「養い親(やしないおや)」と呼ばれる赤ちゃんと同性の年長者が口元にお箸で食べ物を運びます。
  • 歯固めの儀式
    お食い初めの儀式に続いて、歯固めの儀式に移ります。
    養い親が箸先で歯固め石にちょんちょんと触れ「丈夫な歯が生えますように」と願いながら、箸先で赤ちゃんの歯茎に1回当てます。

以上がお食い初めの儀式と歯固めの儀式の順番と流れです。

お食い初めの頃は、赤ちゃんの飲み込む機能が育ってないため実際に食べさせないようにしましょう。
また、歯固めの儀式で箸を歯茎に当てる時は、力を入れすぎないように気をつけたいですね。

お食い初め料理以外に必要なアイテム

お食い初め食器イメージ

お食い初めは、料理以外にも準備しておきたいアイテムがあります。

食器

お食い初めの食器は、お祝いの席にふさわしい漆器の膳が使用されます。
漆器の膳は「飯椀・汁椀・平椀・壺椀・高坏・平皿」の6種類で構成されます。

使用する漆器の色は性別で異なり、男の子が「内側と外側の両方が朱塗り」、女の子は「内側が朱塗りで外側が黒塗り」です。

  • 飯椀(赤飯)…お膳の左手前
  • 汁椀(吸い物)…お膳の右手前
  • 平椀(煮物)…お膳の左奥
  • 壺椀(香の物/なます)…お膳の右奥
  • 高坏(歯固め石/梅干し)…お膳の真ん中
  • 平皿(焼き魚)…お膳の外
  • 祝箸…お膳の一番手前・右側に持ち手がくるよう配置

最近では漆器のレンタル商品、ベビー用の食器、木製・陶器の食器を使用する方も増えています。
お膳の配置を知っておくと、お祝いらしさが演出できますね。

歯固め石

歯固め石は歯固めの儀式で使用するアイテムで、種類や個数などに決まりはありません。
入手方法は4つあります。

1. 神社でお借りする
2. 購入する
3. 河原や海岸などで拾う
4. レストランや料亭などのお食い初めコースを利用する

地域によっては歯固め石の代用品にタコ、栗、梅干しなどを使用します。

祝箸

祝箸は両端が細くなっている箸で、水引付きや「寿」の字が書かれた箸袋に入っています。
箸の片方を神様に使っていただくことで、食事を通じて神様と繋がるという意味があります。

食器や祝箸は準備できなくてもお食い初めのお祝いはできますが、歯固め石は儀式に必要なアイテムなので忘れずに揃えたいですね。

調理済みのお食い初め商品を利用すると手軽にお祝いできる

お食い初め重宴

お食い初めの料理を時間や手間をかけず簡単に準備したい方には、調理済みの商品を購入する方法があります。

調理済みの通販商品は、さまざまな組み合わせで販売されています。

  • お食い初めの儀式に使用する「赤飯・吸い物・焼き魚」の3品セット
  • お食い初めの料理と参加者の食事をプラスしたセット
  • 吸い物や塩焼きの鯛のセット
  • 鯛の塩焼きの単品

他にはスーパーの惣菜や、レトルト食品を利用した方もいます。

調理済みの商品は、毎日忙しいパパやママの強い味方になってくれますね。

家族だけでお祝いするなら内祝いやお返しを準備しましょう

お返しイメージ

祖父母が遠方に住んでいる場合は、パパやママと赤ちゃんだけでお祝いする方も多いようです。

日頃からお世話になっている方や、お祝いに参加しなかった方からプレゼントやお祝い金をもらった場合は、内祝いやお返しを贈りましょう。

感謝の気持ちを込めて内祝いと一緒に写真やお礼のメッセージを添えると、気持ちも伝わりやすいですよ。

手間をかけずにお祝いできる中納言の通販と宅配のお食い初め

伊勢海老料理専門店の中納言がお届けするお食い初め料理は、歯固め石と祝箸をセットになっています。

中納言のお食い初め①「お食い初め重」

お食い初め重は、全国の皆様にお届けする通販商品のお食い初めセットです。
作りたての美味しさをギュッと閉じ込めた冷凍商品でお届けします。

選び抜かれた山海の幸をふんだんに使い、色鮮やかな料理の数々がお祝いの宴を華やかに彩ります。

  • お食い初め重のメニュー
    鯛姿焼、はまぐり吸物、赤飯、穴子組紐焼、野菜煮物、(寿)いくら、たらこ砧巻き、だし巻き、紅白なます、(お福)黒豆、かまぼこ、蛸(多幸)旨煮、昆布巻

一汁三菜をベースにしたお重は「慶び」「雅」「宴」の3種類です。
新鮮な鮑や見た目にも豪華な伊勢海老を使用したお重など、お祝いスタイルに合わせてお選びください。

お食い初めの儀式を滞りなく行っていただけるように、式次第も一緒にお届けします。

中納言のお食い初め②「お食い初め膳」

お食い初め膳は、関西の阪神エリアの皆様にお届けする宅配商品のお食い初めセットです。
お料理を一番美味しい状態で召し上がっていただくため、完全受注生産でお届けします。

  • お食い初め重のメニューお食い初め膳のメニュー
    赤飯・蛸旨煮・海老・ふたみ蛤・たらこ砧巻・紅白かまぼこ・昆布巻き・穴子組紐焼・生麩・黒豆・いくら・南京・小芋・きぬさや・人参

安心・安全な天然調味料のみを使用したお弁当は、口の中に食材本来の甘味が優しく広がります。

お食い初め膳に皮目を香ばしく焼き上げた「祝鯛(飾り付き)」と、出汁の旨味をしっかり感じられる手作りの「お吸い物」をご注文いただくと、お食い初めの献立が揃います。

内祝いやお返しに中納言のギフトをどうぞ

中納言のギフトセットイメージ

中納言のオンライン通販では、ご家庭でも伊勢海老の魅力を存分に感じられる商品をご用意しております。
伊勢海老の旨味をバリエーション豊かに表現したギフトや、多彩なテイスト・調理法で美味しさを引き出した至福のメニューなど、贈られた方を笑顔にする商品をお届けします。

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人生の小さな一歩を中納言がお手伝いします

お食い初めの献立は食材にさまざまな意味を込め、食事を通して赤ちゃんの幸せを願った先人たちのひたむきな想いに溢れています。
忙しい中での準備は大変ですが、古くから伝わる伝統行事を大切に受け継いでいけると素敵ですね。

中納言は、赤ちゃんのこれからの幸多き人生を願うご両親の想いに寄り添い、お手伝いいたします。